樹らら着付け教室

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京芸妓の帯結び

2018年6月27日(水)

隠れたところに施された工夫

京芸妓の帯結び

急に時代衣装の世界を紐解きたくなり、昨年勉強した京芸妓の帯結びを結んでみました。
大事なポイントをいろいろと忘れてしまっていて、ちょっと怪しい仕上がりです。
衣紋の抜きを、随分と抜いたつもりなのですが、写真で見るともっと抜かなくては!!と感じます。抜いた形が悪い気もします。
それでも、何とか帯の下の形が自然に亀甲を形作ってくれて、ちょっとだけ自己満足です♪
勿論、亀甲になる為に見えないところに工夫が施してあるのですが、そういう先人達の工夫を垣間見て感じる事ができる時、こういったものが受け継がれ今に繋がっているのだと感じられて、着付けの世界の奥深さと面白さを実感します!!

この帯結びで、芸妓さんは踊られるのですね♪
踊っていただくには、帯締めで締めない結びなので、まだちょっと危うい私の結びなのですが、こうした帯結びも素早くできるようになりたいものです。

時代衣装は一見、現代の着付けとはあまり接点がないように感じられますが、いろんなコツが応用できる事と、何より着付けの所作が美しくなると実感しています♪
何度も何度もやり直して撮ったのですが、コツをまだ掴めていないので、再チャレンジしたいと思います。
時代衣装も、すごく面白い着付けの世界です♪

日々精進!!


hibiki