樹らら着付け教室

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目標は20分

2017年10月12日(木)

時間短縮の鍵

目標は20分

成人式本番まで、3ヶ月を切りました。
あっと言う間に本番を迎えそうです!

最近は着付け時間を計っての練習をするようになりました。
Bodyさん(人形)着付けであれば、肌着着用・補正もしてある状態で足袋も履いていただく必要がないので、目標20分です!
・・・ですが、なかなかこの20分の壁を越えられずにいます。
手が順調にいって21~22分。硬い帯や、ちょっとやり直しをするとすぐに25~26分くらいとなってしまいます。。
この写真は、帯締めが緩いかも・・・と解いて締め直したので、結局26分もかけてしまいました。。

時間短縮の鍵は「全てを一発でキメて手直しをしない!」ことだと痛感します。
私の場合、襦袢・着物で8~10分、帯5分、帯揚げ・帯締め・整え5~7分を目安にしているのですが、
まだ着物で平均10~11分くらい、帯が5~7分くらい、帯揚げ帯締め整えで6~8分くらい要してしまいます。
短縮を意識して、心の中でアップテンポな曲にノリながら着付ける時もあるのですが、曲によってはかえって手が荒れる気もするので、まだBestな曲も見つけられずにいます。

26分もかかったのに、帯揚げのボリュームのバランスの悪さが気になります。
また、おはしょりもあらためて見ると、あと少し長めに手直ししたいですね。
帯も、一番手馴れた結びをしたのに、お太鼓部分のバランスが悪くて偏って見えてしまい、手直しが必要でした。
そして、、、写真にはアップできませんが、隠したはずの三重紐が隠れていない部分もあったので、つまるところ全く気配りが細部まで行き届いていない着付けになっていました。

ヴァイオリンでもそうですが、速いパッセージを弾こうと思ったら、ゆっくりで弾けなければ、速く弾ける事はありません。
着付けも、ある程度時間をかけた時に綺麗に着せる事ができなければ、時間短縮したところで綺麗に着せられるハズがありません。
。。。なんて難しいのでしょう!!!!
それでも、振袖であれば20歳のお嬢様達の大切な1日を彩る大切なお着付けです。
留袖や訪問着着付けもまた、お客様にとってはかけがえのない大切な記念日です。
綺麗で手速い着付けが求められるのは当たり前です!

日々精進!!!!!


hibiki

目標は20分
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